シンガポールで人気のバドミントン!サークルや仲間を探す方法は?

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シンガポールと聞いて「スポーツ」を思い浮かべる方は、かなり少ないのではないでしょうか。

直近の2022年北京冬季オリンピックへの出場はゼロ、2021年東京オリンピックの出場選手は25名のみ(日本は583名)でした。

現地に在住していても、日本ほど熱を上げてスポーツをしている一般人はそれほど多くないという印象でしたが、東南アジアや中華圏でも人気のあるバドミントンは、シンガポールでもとても人気があります。

最近は、Loh Kean YewやYeo Jia Minなど、特にシングルスではシンガポール代表の人気プレーヤーも出てきました。

そこで今回は、20年以上バドミントンを続けている私の視点から「シンガポールのバドミントン事情」をご紹介します。

少しマニアックかもしれませんが、仲間の見つけ方や持参すべきものなど、シンガポールでバドミントンをやりたい方にとって必見の情報をなるべく詳しくご紹介しているのでぜひ参考にしていただけるとうれしいです。

BWF主催の国際大会は「シンガポールオープン」が唯一

日本のスポーツニュースでも名前を目にするような日本人選手が参戦するBWF(世界バドミントン連盟、Badminton World Federation)主催の国際大会は「シンガポールオープン」が唯一です。

まだ観戦には行ったことがないのですが、バドミントンが人気なシンガポール・東南アジアゆえか、チケットは日本で毎年開催されるヨネックスジャパンオープンよりも高額です。

2023年ジャパンオープンは準決勝、決勝の一番良い席でも20,000円なのに対して、シンガポールオープンの決勝戦の一番良い席は約37,000円です。($1SGD=106.90 円 ※2023/7/3時点)

以下は今年2023年のシンガポールオープンのチケット価格表です。

2023年のシンガポールオープンのチケット価格表

【引用元】Klook Webサイト

シンガポールのバドミントン人口が増えている

こちらはシンガポール政府が発表しているスポーツ参加についての調査データから取得したどんなスポーツ・エクササイズが人気かを示したものです。

シンガポールのバトミントン人口

【出典】The National Sport Participation Survey (NSPS) ダッシュボードから筆者作

いわゆる「スポーツ競技」だと最新の2022年のデータではバドミントンは水泳に次いで人気で、バドミントンを楽しむ人口も増えています。

シンガポールのバトミントン人口(男女構成)

【出典】The National Sport Participation Survey (NSPS) ダッシュボードから筆者作

こちらは2022年のデータですが、バドミントン人口は比較的若めで、男性の方が少し多いという調査データがあります。

これまでにいくつかサークルやコミュニティに参加した印象とも同じで「積極的にバドミントンしたい!」と話す現地の友人は男性の方が多い気がするので、データを見て納得感がありました。

 

バドミントン仲間の探し方と参加する前の注意点

仲間探しは「Meetup」が便利

私の場合、シンガポール人の友人に相談したところ「Meetup」というサービスを紹介してくれました。

MeetupのWebsite

【出典】Meetup Webサイト

サービスへの登録は無料でできます。

スポーツ、山登り、言語交流、ハッカソンまで様々なコミュニティやイベントが掲載されています。主催者は基本的には一般の人です。

シンガポールのバドミントンのMeetupは、練習に参加以前にコミュニティに参加するにあたって主催者の承認が必要なケースが多いように思います。

参加費の支払い方法を確認しておこう

最近は「PayNow」という銀行口座に紐づいた現地の決済サービスで参加費を電子決済で先払いすることで正式に参加枠を確保しますよ、というケースが増えました。

私はPayNowのアカウントを持っていないので、Meetupを通じて自己紹介とあわせて「PayNowが利用できないので当日お釣りがないよう現金で必ず払うから参加させてもらえないか?」と主催者の方にメッセージを送ってお願いし、承諾をもらった上で参加したことがあります。

コミュニケーションは、メッセージでも現地でも基本英語でOKです。

参加費は10〜15シンガポールドル(約1000~1500円)が一般的で、日本で同じようなサークルやコミュニティにビジター参加するより少し割高です。

Meetupに参加して以降は、そこで知り合った友達を介してサークルやコミュニティ、別の友達を紹介してもらったりして輪がどんどん広がりました。

バド専用体育館がある一方で、持参必須なアイテムもあり

年齢層やレベルもサークルやコミュニティによって様々で、練習場所も団体によって異なります。

こちらはアルジュニードという駅の近くにあるバドミントン専用の体育館「Singapore Badminton Hall」です。

日本にもこんな専用体育館があったらなぁと羨ましくなりました。

バドミントン専用の体育館「Singapore Badminton Hall」

こちらは学校の体育館。

日本では小中学校の体育館であっても冷房設備があるところが増えましたが、シンガポールの体育館で冷房があるところに出会ったことがありません。

シンガポールの小学校の体育館

そのため、体育館の中はたとえ夜であろうとサウナのように暑いことも多く、特に雨が降っている時、降った後などは湿気がすごいです。

以下のような装備は必ず準備して、練習場所に向かうことをおすすめします。

  • ウェアの着替え(少し多めがベスト)
  • タオル
  • うちわなど体を冷やせるもの
  • 十分すぎるくらいの飲み物

シャトルコックは用意してもらえるケースがほとんどですが、Meetupで探す場合は「参加募集」の詳細欄に記載があるはずなので、事前に確認するようにしましょう。

稀ですが、シャトルコック持参をリクエストされていることもあります。

環境や気候に慣れないうちは、日本にいる時以上に熱中症にも注意してください。

 

現地コミュニティに飛び込んでみてわかったこと

気さくに話しかけてくれるアットホームで多国籍なコミュニティが多い

初めて現地のバトミントンコミュニティに参加する時は

Meetupを使うの初めてだし緊張するな…

土地勘もないし心配だな…

今以上に英語を話すのにも自信もなく、なんだか怖い…

(でも、バドミントンはしたい…!)

など、通常の生活や仕事以上に緊張の連続だったのを今でもよく覚えています。

しかしスポーツの楽しみ方は万国共通なので、競技ルールはもちろん同じですし「日本から来たのー?」と片言の日本語を交えて話しかけてくれる人もたくさんいました。

また、多国籍国家のシンガポールらしく、シンガポール以外の国籍の参加が多いことにも驚きました。

練習の合間にお互いの国のこと、仕事のこと、日本のどんなことに興味があるのかなど聞けて、本当に興味深い時間や人脈を手にすることができるので、迷っている方はぜひ勇気を出して飛び込んでもらえたらと思います。

バドミントン文化、プレースタイルの違いも楽しい

体育館の利用ルールやプレースタイルなど文化の違いもあって面白いです。

例えば、シューズが滑る時、ソールの裏を綺麗にして滑らないようにするために日本では濡れ雑巾を用意することが通例ですが、シンガポールは飲んでいるペットボトルの水をわざと少しフロアにこぼしてシューズ裏を濡らしたりしていました。

全ての体育館が同じルールではないでしょうが、これは結構なカルチャーショックでした。その文化を知らなかったためその水をこぼした箇所に座ってしまいウェアがずぶ濡れになったので、強烈に覚えています。笑

日本だとローテーションや配球を考えながらプレーする人が多いと思いますが、現地の人はとにかくスマッシュ!とばかりにバンバン打つハードヒッターが多い印象です。あまり手加減してくれません…。笑

多国籍国家シンガポールのイメージ

 おまけ:シンガポールのバドミントン専門店・ショップ

バドミントンの用具は現地でも買えますが、ECサイトの方が充実しており、路面店はあまりありません。

しかし日本ではバリエーションが少ない「Li-ning」や「Victor」のウェアやグッズの取り扱いは多く、帰国時のバドミントン仲間へのお土産にもお勧めです。

私自身まだまだ開拓中ですが、これまで行ったことのある路面店で良かったバドミントン専門店、ショップを2つほどご紹介します。

 

「Li-ning」を探すのにおすすめのショップ

Flymax

  • Our Tampines Hubというショッピングモールの中にあるお店。

 

「Victor」を探すのにおすすめのショップ

World Champ (S) Pte Ltd

  • Victorの専門店。
  • 品揃えがとても良くお店も綺麗。
  • Googleを辿っていくと迷いますが、お店の番号を頼りに大きい道路から離れた屋外駐車場の方を探してください。

さいごに

これまでのシンガポール滞在期間中にバドミントンをした何人かとは今でもいい友達で、シンガポールや日本で一緒にバドミントンをしたりご飯に行ったりしています。

知らない、新しい輪の中に飛び込んでいくのに最初は勇気がいるかもしれませんが、バドミントンを通して友達の輪が広がって仕事以外での生活にも彩りが出るのではと思います。

シンガポールでご自身に合うサークルやコミュニティ、そしてバドミントン友達が見つかりますように!