訪日インバウンドの専門家が厳選した日本国内の優良事例集|2022年版

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  • 海外向けに訪日観光誘客の活動を、本格的に再開したいと思っている
  • 国内ではどのような訪日インバウンドの事例があるか知りたい
  • 自分の地域の訪日観光コンテンツを、より良くできるアイディアを知りたい

という方は、コロナ禍を経て海外からの渡航解禁となった今、ポストコロナの最新の情報がわからず、具体的にどうしていいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

本ブログでは、コロナ前から訪日インバウンドを含め、約10年間観光業界に携わっている私から、シンガポール市場との相性がよい可能性が高い日本国内の訪日インバウンド向けコンテンツの事例をご紹介させていただいています。

訪日観光リピーターが多く、日本人気が根強いシンガポール市場。2023年以降、シンガポールでの訪日旅行需要が爆発的に増加する傾向が予想されています。

具体的には、以下のような特徴のある観光コンテンツはシンガポール市場の需要とあう可能性が高いと考えられます。

  1. 訪問者ではなく生活者として「暮らすように泊まれる」体験
  2. 外国では当たり前「ではない」体験
  3. 没入感のある体験
  4. 高い金額を払ってでもやりたくなるユニークでスペシャルな体験

今回は、そんな訪日観光の需要が爆発するシンガポールの訪日観光市場の最新動向と合わせて、それぞれのカテゴリごとに優良事例をご紹介していますので、是非参考にしてみてください。

 

シンガポール人の訪日旅行需要がポストコロナに爆発中

2022年以降、シンガポールからの訪日旅行が加速する予想

海外からの日本への渡航が再開し、2022年度の冬季にかけてシンガポールからの訪日旅行者が回復すると予想されています。

国内最大級の英語圏向け訪日メディアとして知られているJapan Guide.comでは、10月11日の日本国境再開後、シンガポールからのアクセスが9倍増えたというニュースが発表されました。

【出典】PR Times, エクスポート・ジャパン:国境再開後、シンガポール人観光客からのアクセス「915%」増, 2022年11月10日

実際に日本政府観光局が公開するデータによると、2022年9月のシンガポールからの訪日観光客数は「2,900名」だったのに対し、10月には一気に5倍近くになる「1万4,300名」まで旅行者が戻りました。

私のシンガポール人の友人も複数名、11月以降に休暇を使って日本へ旅行に訪れており、身近でよく「日本に行ってくる」という話が聞こえるようになりました。本当に待ち望んでいた方が多かったんだなという印象を受けています。

一方で、日本とシンガポールの直行便の数は、コロナ前と比較すると少ない状態のままとなっています。

2023年には航空便の増便に合わせて旅行者数も増えていくと考えられているため、益々シンガポールの訪日観光客を呼び込むための施策を実施することや、丁寧な情報発信が重要になります。

訪日観光の専門家として厳選したポイントは4つ

今回、日本国内の優良訪日観光コンテンツを厳選させていただいた私は、これまでに10年近く観光産業に従事し、日本から海外(アウトバウンド)・海外から日本へ(インバウンド)の両方に携わってきました。

具体的には、OTAでのセールス、PR、デスティネーションマーケティング、デジタルマーケティングなどの経験があり、様々な側面から観光業界に関わってきました。

2022年10月の国境再開後には、シンガポールの富裕層を顧客にもつ旅行会社を招請したファムトリップに同行し、個人的にもシンガポール人の親族がいたり、出張で訪れることも多いため、シンガポール市場への知見は広くあります。

過去にもシンガポール・台湾・香港の訪日観光市場を比較した以下のような記事を書かせていただいたので、ご興味がある方は是非参考にしてみてください。

シンガポール・タイ・香港の訪日比較 | ターゲットを見直すポイント

今回は、シンガポール人の訪日旅行者の需要とあう可能性が高い「日本国内の観光コンテンツ事例」を選び抜き、ご紹介させていただきます。

シンガポールの訪日観光市場をターゲットとする場合に、検討すべきポイントは以下の4つです。

  1. 訪問者ではなく生活者として「暮らすように泊まれる」体験
  2. 外国では当たり前「ではない」体験
  3. 没入感のある体験
  4. 高い金額を払ってでもやりたくなるユニークでスペシャルな体験

早速それぞれを詳しく見ていきましょう。

【1】訪問者ではなく生活者として「暮らすように泊まれる」体験

当たり前なことですが、シンガポールからの訪日観光客は「日本に来たからには、シンガポールではできない体験をしたい」という大きな期待を持っています。

特に、高層ビル群に囲まれた地域が多いシンガポール人にとって、日本らしい田舎の風景はシンガポールでは絶対に見られないもののひとつです。

特にシンガポール在住の30〜40代の女性は、日本滞在中にこうした日本らしい田舎の地域に訪れ、ファームステイや果物狩りなどを楽しむ前提で旅を計画する方もいらっしゃいます。実際にシンガポール人の同僚に聞いたところ、そういった方も周りに多いとのことです。

そのため、訪問した地域の生活に入り込み、訪問者としてではなく生活者として「暮らすように泊まる」ことができる観光体験が提供できる地域は、シンガポールからの訪日観光客のニーズにあう価値を提供できる可能性が高いです。

具体的には以下の地域から、2つの観光コンテンツをご紹介させていただきます。

  1. 1家1組限定の農泊ができる「春蘭の里」(石川県能登町周辺)
  2. 職人に弟子入りできる宿「Bed & Craft」(富山県南砺市)

アドバンテージを生かして、魅力あるディープな観光体験を提供できるように、ぜひ参考にしてみてください。

1家1組限定の農泊ができる「春蘭の里」(石川県能登町周辺)

石川県能登町周辺で実施されている観光コンテンツで、普段は農業を営まれているお宅で「農泊」ができるという取り組みです。

能登半島ならではの地元の食材や知恵が詰まったお料理を、宿泊先のご家族と一緒にいただことができ、お父さんと一緒にお酒をいただいたり、お母さんから料理のレシピを教えていただいたり、時期が合えば農業体験などもできます。

1家1組限定なので、お家の方とのコミュニケーションもしっかり楽しめるのが魅力です。

ちなみに、シンガポールでは食品はほぼ全てが輸入のため、野菜やお米が育っている現場を国内で見ることができません

農泊や食と関連したコンテンツは、「第二の実家」のようなくつろいだ気持ちで過ごせるだけでなく、シンガポールでは絶対に見られない農村の美しい景色も楽しめるので、非常に相性がいいと考えられます。

実際に私が体験させていただいた時にいただいたご飯。御前に乗っていてどれも手作り。見た目もたのしめてお腹も心も愛情でいっぱいに!

職人に弟子入りできる宿「Bed & Craft」(富山県南砺市)

木彫りの街、富山県南砺市井波エリアにある「職人に弟子入りできる宿」です。

古民家を美しくリノベーションした6つの宿は、全て1日1組限定。職人に指導を仰ぐ体験コンテンツなども宿泊客限定で提供されています。

世界遺産として知られる「五箇山」も同じ市内にあるため、訪日リピーターのシンガポール人にとっては、周りの人が行ったことのない、自慢できる体験になる可能性が高いです。

宿があるエリアも変に観光地観光地していないので、地元の暮らしの中に溶け込んだ滞在ができます。

ちなみに街中には工房がたくさんあるため、ふらふら歩いていてお邪魔してお話しした職人さんが、実は宿泊する古民家の内装を手がけた、ということもありえます。

実際に私が滞在した際にも、宿の建物の2階へ上がる階段のところに木彫りのシャンデリアがあったのですが、実はこの作品を作ったのは、日中にふらっと立ち寄った工房の職人さんだったことが判明して、とても素敵な思い出になりました。

精巧な作りに驚くとともに、さっき偶然出会った人が作ったという臨場感は、全世界共通で人の心を動かします。

【2】外国では当たり前「ではない」体験

2022年12月、新型コロナウイルス流行後に初めて、シンガポールの富裕層向け旅行代理店を対象としたファムトリップに同行してきました。

その際にシンガポールの旅行会社の方から話を聞いたところ、常にアンテナを張って探し求めていることは以下の3つだとおっしゃっていました。

  • シンガポールでは楽しめないこと・もの
  • 日本らしいこと・もの
  • 新しいこと・もの

中でも特に2番目の「日本らしいこと・もの」は、外国人から見て新鮮に映るものを指していますが、日本人の我々にとっては当たり前なことが多々あります。

今一度自分の身の回りにある当たり前に目を向けることで、シンガポール人旅行者の心を捉えるきっかけを得ることができる可能性があります。

今回は、以下の2つの事例をご紹介させていただきます。

  1. 国立公園内の天然芝生地で楽しめるグランピング(青森県八戸市)
  2. 地元のおばあちゃんとのおむすび作り(岐阜県白川村)

是非参考にしてみてください。

国立公園内の天然芝生地で楽しめるグランピング(青森県八戸市)

青森県八戸市にある「三陸復興国立公園」内の海辺にある、広大な天然芝生地で楽めるグランピング施設です。

国立公園は海外だと「できる限り人が入らず守られるべきもの」であることが普通なので、国立公園内でアクティビティを楽しめることは海外の方にとって驚きや特別感が大きいものです。

三陸復興国立公園は、実際に「2022年ベストホリデー・デスティネーション」として権威あるメディア「コンデナスト・トラベラー英国版」でも紹介された実績があります。

シンガポールにも「ナショナル オーキッド ガーデン」などの国立公園はありますが、人の手が強く加わっている感じがとてもしています。程よく整備されていて、程よく自然な状態がそのままが残っている本施設は、シンガポール人の嗜好にもあうと考えられます。

また、市場には広く出回らない地元の最高級の食材を、屋外で目の前でシェフが調理してくれるので、食が大好きなシンガポール人にとって間違いなく思い出深い体験になります。

プランによって夕食、朝食全て用意してもらえるので、キャンプ経験がなくても安心して楽しめます。

実際に私が滞在させていただいた時の様子。壮大な景色がとても気持ちよかったです。

地元のおばあちゃんとのおむすび作り(岐阜県白川村)

「おむすびの作り方なんて特別な体験になるのだろうか?」と感じる方もいるかもしれませんが、海外の方にとっては手で握るという行為自体がとても新鮮でスペシャルな体験として捉えられます。

現在は実施されていないようですが、岐阜県白川村で行われている「おばあちゃん直伝、白川郷で取れたお米を使ったおむすび作り体験」は、まさにそのような訪日観光客のニーズとあう観光体験です。

白川村出身のおばあちゃんと、白川村で育ったお米を使って、一緒にお話ししながらおむすびを作り、ランチとして楽しむという本体験。

おにぎりのほか「すったて汁」などの郷土料理も提供いただき、この地区ならではの食文化も学ぶことができました。

私が実際に体験させていただいた時に作ったもの。日本人の私でさえいつもより美味しく感じました。

【3】没入感のある体験

シンガポールを含め、外国のプレスリリースや記事のなかによく「immersive」という言葉を目にすることがあります。

「没入感のある」と翻訳される言葉ですが、訪日観光コンテンツにおいては「集中・熱中できる体験」と言い換えることができます。

その土地ならではの内容で、参加者が子供のように夢中になって取り組める「immersive」な体験はありませんか?

海外メディアが頻繁に使う言葉であるということは、キャッチーな体験として需要を生むことができる可能性があります。

ここでは以下の2つの事例を厳選してみました。

  1. 旅人が讃岐うどんを打って食べれる「UDON HOUSE」(香川県三豊市)
  2. 地元の文化や自然に触れられる「長良川サイクルクルーズ」(岐阜県郡上市)

是非参考にしてみてください。

旅人が讃岐うどんを打って食べれる「UDON HOUSE」(香川県三豊市)

さぬきうどんを学びながら地域を楽しむ Timeless Food Travel
さぬきうどんを学びながら、地域を楽しむ

うどん県として知られる香川県にある「UDON HOUSE」は宿泊できる古民家ですが、旅人自らが讃岐うどんを打って食べる体験ができる施設にもなっています。

ただ讃岐うどんを食べるだけでなく、独特のコシを出すのにどれだけの労力がかかっているかも体験できます。

実はシンガポールではうどんはそこまで人気がないのですが、そのうちの一つに「コシ」という概念や魅力が伝わらないことがあると考えられています。

実際に「コシ」を作る過程や仕組みを体験した上で食べることができる本体験は、人に自慢できるようなニッチな観光体験好きなシンガポール人の嗜好性にあうと考えられますし、実際に自分で作った新鮮な讃岐うどんは格別です!

周辺には、フォトスポットして有名な「父母が浜」や、New York Timesで瀬戸内が紹介された際に写真が撮影された「紫雲出山」もあり、壮大な景色が訪日観光客を魅了します。

【出典】UDON HOUSE Webサイト

地元の文化や自然に触れられる「長良川サイクルクルーズ」(岐阜県郡上市)

岐阜県郡上市で行われている「長良川サイクルクルーズ」は、地元の文化や自然に触れられる観光体験を提供しています。

長良川流域は2021年「Green Destinations Top100」にも選ばれているので、自然環境が乏しいシンガポールから来る訪日観光客が喜ぶコンテンツになり得るでしょう。

サイクルクルーズ中は、ガイドの方と一緒に途中で止まって、地元の文化や自然についての解説をしてもらいながら自転車で長良川を下っていきます。

長良川の美しさとサイクリングの心地よさを堪能できる体験。ハードさはそこまでないので、ハードな運動が苦手なシンガポールの訪日観光客にもちょうどよさそうです。

私が体験した時は、ちょうど鮎が取れるシーズンだったので、自転車を止めて川を覗き込んで鮎を探したり、地元の方は自分で釣った鮎をお店に持っていって買ってもらう、というローカルならではお話しも聞けてとてもたのしめました。

そのほかにも途中、通行止めの道があって引き返したり、川でラフティングを楽しむ人たちと手を振り合ったり、冒険しているようなワクワクした気分が楽しめます。

シンガポールではサイクリングを楽しむ人口も増えているので、コロナを経てシンガポール市場に販売できる可能性が新たに生まれている観光コンテンツだと感じます。

途中で出会ったラフティングのボート。手を振ったり、川の透明度に驚いたり。

【4】高い金額を払ってでもやりたくなるユニークでスペシャルな体験

他国からの訪日観光客と比べて、シンガポールからの訪日観光客は、滞在中の支出額が高いと言われています。

一方で、それは闇雲に大金を消費しているというわけではなく、自分が良いと思ったもの・やりたいと思ったことに対して惜しまずお金を使うという特徴を表しています。

自裁に、シンガポールには「他の人に負けたくない」「自分だけが抜きん出たい」という気質があると言われており、他の人が知らないような自慢できる物事が大好きな国民性があります。

訪日観光客のうち7割がリピーターとされるシンガポールからの訪日観光客なので、少し高単価でもシンガポールではまだ知られていないユニークでスペシャルな体験には需要が見込まれる可能性が高いです。

本ブログでは以下の2つの国内事例をご紹介させていただきます。

  1. 芸妓さんとの会話も楽しめる「In Kanazawa House」(石川県金沢市)
  2. うどん専任乗務員がアテンドする「うどんタクシー」(香川県)

是非具体的な内容から見習って、参考にしていただければと思います。

芸妓さんとの会話も楽しめる「In Kanazawa House」(石川県金沢市)

普段は「一見さんお断り」の金沢芸妓ですが「In Kanazawa House」での体験はひと味違います。

誰でも希望すれば体験することができ、お座敷遊びだけでなく、大人数だと絶対にできない芸妓さんとの会話も楽しめます。

また、お料理は地元の有名料亭のお弁当を食べることができるという、とても豪華な内容になっています。

本体験は、金沢の伝統的な文化を大切に守ろうと、お茶屋さん含め多くの地元の人が一生懸命一生懸命取り組んでいる熱い想いに触れられるだけでなく、訪日観光客にとってはザ・日本」を体験できる大変人気な観光コンテンツです。

過去に芸妓遊びを楽しんだことがある人でも、芸妓さんとゆっくり会話する経験はなかなかないはずなので、周りに自慢できる特別な体験になること間違いなしです。

実際に体験させていただいた時に撮影したお写真。外の庭園の雰囲気も訪日観光客を魅了しています。

うどん専任乗務員がアテンドする「うどんタクシー」(香川県)

うどんタクシー」は、香川県の琴平バスが運行するご当地タクシー。

うどんタクシーのドライバーになるには、筆記・実技・手打ちの3つの試験に合格する必要があり、各うどん店のスタイルや混雑する時間帯、讃岐うどんの歴史などが試験で出題されるそうです。

試験に受かるために必要な知識は多岐に及ぶため、簡単に合格できるものではありません。

そんな特別なうどん専任乗務員が、希望のお店やおすすめのうどん店に連れて行ってくれるという「うどんタクシー」は、ディープな観光ができるコンテンツになることが間違いなく、ユニークで面白いですよね。

車を運転する機会が日常にない観光客にとっては「せっかくなら街中にない有名店に訪れたいけれど行く手段がない」という悩みも解消してくれるので、とても画期的なアイディアです。

英語を話せるドライバーさんもいるため、自分で運転して旅をする旅行者が少ないシンガポール人訪日観光客でも安心してたのしめるユニークな観光コンテンツです。

「うどんタクシー」で連れて行ってもらって食べたうどん。地元の人のお墨付きとあって本当に美味しかったです。

さいごに(コンテンツ開発をご支援します)

以上、全部で8つの国内事例をご紹介させていただきました。

改めてまとめると、以下の通りです。

  1. 【ポイント1】訪問者ではなく生活者として「暮らすように泊まれる」体験
    1. 1家1組限定の農泊ができる「春蘭の里」(石川県能登町周辺)
    2. 職人に弟子入りできる宿「Bed & Craft」(富山県南砺市)
  2. 【ポイント2】外国では当たり前「ではない」体験
    1. 国立公園内の天然芝生地で楽しめるグランピング(青森県八戸市)
    2. 地元のおばあちゃんとのおむすび作り(岐阜県白川村)
  3. 【ポイント3】没入感のある体験
    1. 旅人が讃岐うどんを打って食べれる「UDON HOUSE」(香川県三豊市)
    2. 地元の文化や自然に触れられる「長良川サイクルクルーズ」(岐阜県郡上市)
  4. 【ポイント4】高い金額を払ってでもやりたくなるユニークでスペシャルな体験
    1. 芸妓さんとの会話も楽しめる「In Kanazawa House」(石川県金沢市)
    2. うどん専任乗務員がアテンドする「うどんタクシー」(香川県)

本ブログでご紹介した事例をご覧いただき「自分の地域にもこれらに近いコンテンツがあるぞ!」と思った方も「自分の地域には当てはまるものがないな…」と感じた方もいらっしゃるかと思います。

ですが、特に後者の「自分の地域には当てはまるものがない」と感じた方は、諦めるのには早すぎます。

自分ではそう感じても、実際に外部の視点から考えたり、紹介する切り口を変えたりするだけで、既存の観光コンテンツがシンガポール市場の嗜好に合う内容に化ける可能性があるからです。

例えば、シンガポールでは国内の交通機関が便利なので、旅行中も「30分以上歩きたがらない」「ハードなアウトドアは好まれない」と言われていますが、30分以上歩くことが必要な体験しか提供できるコンテンツがない地域でも、シンガポール人が大好きな「食」と絡めた【食べ歩き】のコンテンツに変えることで、可能性を見出すことができます。

また、ハードな運動は好まれませんが、初心者でも楽しめるレベルの【サイクリング】であれば、シンガポールではコロナ禍で健康志向の方が増え、サイクリングブームも起きているため、一気にシンガポール市場での販売拡大の可能性が広がります。

このような視点や切り口を変えて既存のコンテンツを見直すことは、市場の思考性や動向を知っている第三者からの意見を取り入れると、より簡単に明らかになるケースがほとんどです。

弊社ではシンガポール市場で10年以上訪日観光に関わっており、具体的には以下のようなご支援が可能です。

  • シンガポール市場の目線に立った新しいコンテンツ開発支援
  • 既存コンテンツブラッシュアップのコンサルティング
  • シンガポール市場でのPR、プロモーション支援
  • 現地旅行会社への営業支援
  • 実地訪問してのアドバイス

訪日観光専門の私がご相談に乗ることもできるので、ぜひお気軽に以下のリンクからご連絡いただけますと幸いです。

このブログが日本の訪日観光産業に関わられている皆様のお役に立つことを心から願っています。