シンガポールで着々と広がってきている「Made in Singapore」ブームについて

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みなさん、こんにちは。Vivid Creationsの関です。

日本でも数年前からクラフトビールが流行っていますが、ここ最近のシンガポールでも様々な分野で「Made in Signaopre(シンガポール生まれの商品)」に注目が集まっています。

今回はそのような「Made in Singapore」ブランドやトレンドについてリポートしたいと思います!

今年5月に開催された「Asia’s 50 Best Bars」という、アジア全域にあるすべてのバーを対象としたアワードに、なんとシンガポールにある11店舗がランクインしたというほど、現在はシンガポールのバー文化がアツく、カクテルの人気が上昇中です。

2015年からスタートした『Singapore Cocktail Festival』は年々人気が高まっていて、いまではアジア最大規模の祭典となりました。

 

そんなカクテルブームの中でも、最近は特に「ジン」に注目が集まっています。

ジンとは、ベースとなるグレーン・スピリッツ(大麦やライ麦、トウモロコシ等の穀物を原料とした蒸留酒)に、ねずの実などの香草・薬草類を加え、再蒸溜してつくられるお酒。

香草・薬草類は「ボタニカル」と呼ばれていて、その種類は非常に幅広く、世界中のさまざまなメーカーが、それぞれ独自の香りや風味を持ったジンを提供しています。

 

これまで輸入されたジンしか無かったシンガポール。

ですが、2018年に「Tanglin Gin」と「Brass Lion」という2つのシンガポール産のジンメーカーが誕生し、じわじわと人気を集めています!

ミシュランガイドのウェブメディアでは、5つのシンガポール産ジンのブランドが紹介されていました。

カクテル人気もさることながら、実はシンガポールで一番消費されているアルコールは「ビール」です*1

最近では新しいBreweryも毎年登場するほどの勢い…。

メジャーなビールブランドに加え、ローカルメーカーのビールを置くお店の数も増えてきています。

 

クラフトビールに関連するイベントが頻繁に開催されおり、『Beerfestasia』などはかなり有名で、「Made in Signaopre」のビールも多く出店しています。

ちなみに、ビールは日本のようにがっつり飲むのではなく、みなさん嗜む程度に数杯飲むのが主流。

街でよく飲まれているものも、IPAが圧倒的に支持されているように感じます。

*1 参考資料(シンガポールでのアルコール消費に関する分析資料)

日本人とシンガポール人のハーフの私は、実は自分で運営しているメディア『DanSINGAPORE』のなかでも、これまで「シンガポールはもともと何もない国だった」と言ってきました…。

人も、資源も、お金もなかった。

そんな中で、海外から人やモノを積極的に受け入れることで、現在のように発展することができたのが「シンガポール」という国であり、それを国民は誇りに感じています。

食文化なども、様々な民族の文化をミックスさせたものが「シンガポールの文化」であり、その多様性が最大の魅力です。

シンガポールの街並み

一方で、逆説的ではありますが、「シンガポール生まれのブランド・商品」はこれまで本当に数少ないものでした。

クラフトジン・ビールなどの台頭は、「シンガポールによるシンガポールのモノ」に対する需要が、少なからずフツフツと起こり始めていることを表すように感じています。

 

実際にこのような流れは、ジンやビールなどに限っての話ではありません。

 

たとえば、スキルを持った人を増やそうとしている『SkillsFuture』という組織によって開催された『SkillsFuture Festival SG Masters and Makers – Skills Bazaar』というイベントでは、ローカルの職人たちの発表・販売の場が生まれました。

 

また、シンガポール発のスタートアップを、国や大学が支援しています。

Block 71(Blk71)」は、アイル=ラジャ地区にある、スタートアップ企業がオフィスビル1棟に集中するエリアです。

シンガポール国立大学(National University of Singapore:通称NUS)、大手通信会社SingTelのベンチャーキャピタル、シンガポール政府が連携し、2012年から始められた取り組みで、現在ではNUS発のスタートアップ企業はもちろん、さまざまな国から来た多様な人材が集まるインキュベーション施設となっています。

まだまだ国際的なもの(国外からの輸入品)が主流ではありますが、少しずつ「Made in Signaopre」のモノが市場に増えてきています。

今後は「Made in Signaopre」であり、かつ、国が推進する「健康志向」や世界的に囁かれている「持続可能性」「環境への配慮」などのキーワードと掛け合わさり、さらに市場に定着していくのではないでしょうか?

 

加速度的に流れが押し寄せてきそうな「Made in SG」ブーム。

今後も拡大していく気配がします。目が離せません!

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