シンガポール富裕層が集う「会員制プライベートクラブ」を潜入調査!
これからシンガポールの富裕層向けに情報発信やPRをしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
シンガポールでは富裕層人口も増えており、世界中から富裕層が移住する場所としても有名です。
富裕層に向けてPRする際には、マス向け情報発信ではなかなか情報が届きません。
なぜなら富裕層はコミュニティや友人、専門家の口コミ情報を重視しているからです。
そのようなシンガポールの富裕層は、会員制のプライベートクラブに入会しており、富裕層のコミュニティがあります。
シンガポール現地に拠点を置くマーケティング会社である弊社は、実際にプライベートクラブの担当者にお会いし、市場にはなかなか出回らない会員制クラブのリアルな情報を伺ったので、本記事ではシンガポールで人気の会員制プライベートクラブに関してご紹介します。
担当者に聞いたシンガポール富裕層向け「会員制プライベートクラブ」
シンガポールの富裕層は、会員だけが入れる「プライベートクラブ」が人気で、富裕層同士が情報交換をするコミュニティとなってます。
「会員制プライベートクラブ」とは、その名の通り、会員のためのクラブであり、クラブに入るためには入会金、月々の会員費用を支払うことで参加できます。
ただし、資金があれば誰でも入れるわけではなく入会前に面談があり、会員になるための審査もあります。
シンガポールには会員制プライベートクラブが多数がありますが、それぞれ1000名〜3000名程度の会員が所属しています。
プライベートクラブには、基本的にはダイニングスペース、バーカウンター、会議室、イベントスペース、クラブによってはワインセラーやパブ、フィットネス施設などが設けられていて、会員は自由に利用できるようになっています。
シンガポール在住の富裕層は、シンガポール人の他、海外から移住した人、駐在している人など、外国人の割合も高く、国際的な環境にあります。
シンガポール富裕層の中では、会員性プライベートクラブが今とても人気で、会員同士の交流が活発で、プライベートクラブを日常に活用しています。
例えば、プライベートクラブは、以下のような目的で活用されています。
- ネットワークや交友関係を広める
- 趣味が近い人たちとの交友
- クライアントとの打ち合わせ
- リモートな仕事場所
- ジムやフィットネスの利用
- ダイニングスペースでの食事
- 定期的なイベントに参加
- プライベートクラブに所属することで得られるステータス
- プライベートクラブの海外の施設も利用できる
富裕層がプライベートクラブに所属している理由は様々です。
その最大のメリットは、ネットワーク、交友関係を広められることにあります。
プライベートクラブに入会する人は、起業家や投資家、セレブリティやアーティストなど幅広く、プライベートクラブごとに特徴があります。例えば、アートやクラフトに関心がある人が集まるクラブがあれば、ワイン好きが集まるクラブもあります。
富裕層たちは、自分と同じような立場、趣味趣向のある人たちと交流するために、プライベートクラブに集まるわけです。
また、外国籍の多いシンガポールでは、新しくシンガポールに移住した人が自分のコミュニティを広げるためにも、絶好の場所になっています。
シンガポールの会員制プライベートクラブの紹介
シンガポールには、表立って情報発信しているものだけでも19以上のプライベートクラブがあり、実際にはそれ以上ある可能性も考えられます。
プライベートクラブにはそれぞれの特徴が異なり、ワイン好きが集まるクラブ、アート好きが集まるクラブ、高級時計好きが集まるクラブなど様々です。
シンガポールで最も歴史の長い会員制プライベートクラブは「Tanglin Club(タングリン・クラブ)」で、会員が日常で活用できるような充実したサービスを提供しています。
「Tanglin Club(タングリン・クラブ)」以外にも様々なクラブがあるので、ここからはシンガポールにある会員制クラブの一例をご紹介します。
Tanglin Club(タングリン・クラブ)
1965年に創設され、そのエレガントで洗練された雰囲気で知られており、その伝統とが今日まで受け継がれています。
このクラブには、さまざまなスポーツやレクリエーション施設があり、屋上にはテニスコート、プール、ゲストルームがあります。サロンで新しいヘアスタイルを楽しんだり、フェイシャルやマッサージなどのビューティートリートメントを受けることもできます。
読書が好きな方は、27,000冊以上の書籍が並ぶ図書館まであります。もちろん高級レストランも併設され、世界各国の料理を味わうこともできます。
会員数は満員で、これから入会したい方は枠が空くのを待たないといけないらしいです。
1880
【出典】1880/Facebook
2013年に設立され、外国籍の会員が多いプライベートクラブです。
アートやガストロミー好きが集まるクラブで、施設内には豪華な作品が展示されています。
33 Club(33クラブ)
2023年1月にオープンしたばかりの時計愛好家のためのプライベートクラブです。
創業者、CEO、起業家、投資家が集まるコミュニティクラブで、店内に一歩足を踏み入れると、ロレックスやパテック・フィリップなど、人気の高い時計がずらりと並ぶショーケースが展示されています。
500点以上の時計が揃い、店内のブティックではオーダーメイドの時計製作サービスも提供しています。
バーでは上質のワインやウィスキーを楽しめる。施設内のスパを予約して、フェイシャルやマッサージまで受けることができます。
67 Pall Mall(67ポールモール)
【出典】67 Mall Singapore/Facebook
ロンドン生まれの会員制プライベートクラブで、2021年にシンガポールでオープンしたワイン愛好家のためのプライベートクラブ。
常に更新されているワイン・リストには、あまり知られていない逸品も含め、レアなラベルのボトルがずらりと並んでいます。
さらにワイン以外にもウイスキー・バーがあり、オーチャードのスカイラインを眺めながらお酒を堪能できます。
Tower Club(タワークラブ)
1997年に設立したプライベートクラブで、ビジネスの中心地である「Raffles Place」にあります。
大きなボールームがあり、会員はビジネス会議などでも活用している。
Mandala Club(マンダラクラブ)
2021年にシンガポールで創設された新生のプライベートクラブ。
若い起業家たちから国際的なビジネスパーソンが集っています。
アートやガストロノミー好きな会員が多く、施設内にはワインセラーや寿司レストランまで提供しています。
さいごに(シンガポールの富裕層向けPRをご希望の場合)
シンガポールの富裕層向けに情報発信やPRをするには、以下の2つの点が非常に重要です。
- 富裕層のコミュニティをよく理解すること
- 富裕層の情報収集源となるコミュニティで、ターゲットに合う情報発信をしていくこと
なぜなら、マス向けの情報発信だけでは、なかなか富裕層に情報が伝達されなかったり、一般の生活者とは異なるものを求めていることも多々あったりするらです。
例えば、旅行商品を紹介する場合、富裕層は一般的には簡単に予約ができないような特別な場所や体験を探しているので、一般向けに発信する内容とは異なります。
また、富裕層は信頼できる情報源を重視しています。友人や家族による紹介や、業界で一流と呼ばれる人の声に耳を傾け、所属するコミュニティや人脈、趣味を大切にしています。
そういったコミュニティのなかで上手に情報提供することは、PRを実施するにあたって十分検討すべきポイントとなります。
弊社は、シンガポールで創業し14年以上の経験で重ねてきた以下のような取り組みを通じて、富裕層が情報収集をする場所やパートナーと連携実績が豊富にあります。
- シンガポールの会員制プライベートクラブとの連携
- シンガポールの金融機関とVIP顧客への情報提供
- ラグジュアリーメディアとのタイアップ
- 富裕層顧客をもつ旅行会社との連携
例えば、過去には金融機関の顧客向けに訪日観光情報の紹介をし、訪日プロモーションと訪日観光の商品を販売したり、プライベートクラブの会員向けに日本の高級フルーツの試食会や、日本の伝統工芸品の展示・販売をご支援したことがあります。
以下の記事ではシンガポールの富裕層事情について、現地の富裕層ビジネスのコンサルタントに取材した内容をまとめており、大変ご好評をいただいています。
シンガポール富裕層のリアル|富裕層ビジネスのプロ独占インタビュー
また、以下の記事では弊社でご支援させていただいた、富裕層に特化した旅行会社を日本に招聘した事業で得られた知見について、レポートをまとめました。
訪日インバウンド富裕層の心をつかむには|ファムトリップから見えた最新事情
富裕層向けのPRは決して簡単に成果が出るものではなく、コストも通常のPRよりも大きいという特徴があります。
富裕層ネットワークに向けて情報発信をする場合には、現地のネットワークがとても大事になるため、現地の信頼できるパートナー選びも重要です。
これからシンガポールの富裕層向けに情報発信・PRをお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。







