陸前高田市にある「シンガポールホール」と『絆コンサート』について

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こんにちは。Vivid Creations 小野です。

今回はお仕事としてではなく、小野の個人的な関わりでご一緒させていただいたあるプロジェクトについてが、皆様にぜひ共有させていただきたく、記事を書かせていただきました…!

そのプロジェクトとは、2年前から影ながら関わらせていただいている『絆コンサート』というもの。

お付き合いいただけると嬉しいです。

初めて知った陸前高田市の『シンガポールホール』の存在

東日本大震災が起きた直後、『Gambatte! Japan from Singapore』というチャリティーイベントが、シンガポールで実施されました。

運営だけでもシンガポール在住の日本人が50名以上と、250人以上のアーティストやクリエイターだけでなく、現地のローカルの方々もたくさん来ていただき、ひと晩で約450万円を超える寄付が集まりました。(※当時のブログはこちら)

 

その後の2016年、お仕事で株式会社サロンドロワイヤルの前内社長とお会いすることに。

当時、前内社長は、前内社長は、陸前高田市の復興事業を担う『ピーカンナッツプロジェクト』を、東京大学・陸前高田市と共同で取り組んでいました。そのために、陸前高田市に新しく ”ゴールデンピーカン株式会社“ 設立。

ピーカンナッツで未来を変える。| ゴールデンピーカン株式会社
http://pecan.jp/about/

震災の話題になり、「シンガポールでこのようなチャリティーイベントがあった」とお伝えすると、シンガポールからの寄付金を元に陸前高田市に『シンガポールホール』という名前のホールが誕生したことを教えていただきました。

調べてみると、シンガポール赤十字社が創設した「ジャパン・ディザースターファンド2011」の資金を活用し、建設に当たっては、シンガポール政府 国務大臣・シンガポール赤十字社 会長・シンガポール大使館 主席公使兼参事官などをお招きしたとのこと。

陸前高田市 陸前高田市コミュニティホール

シンガポールでチャリティーを主催したメンバーの1人として、まさかシンガポールからの寄付金でこのような立派で文化的な建物ができ、名前に『シンガポール』と入っていることを知り、大変驚きました。

シンガポールで始まった『絆コンサート』が陸前高田市へ!

『絆コンサート』は、陸前高田市と協定を結ぶ株式会社サロンドロワイヤルと、ゴールデンピーカン株式会社で主催されていますが、運営資金は両社の代表取締役であられる前内社長の私財です。

前内社長は、「シンガポールの方々に、日本の陸前高田のお礼がしたい」と考えられ、2017年9月に尺八奏者である川村葵山様をシンガポールにお呼びし、『第1回 絆コンサート』を開催。日本人会箏の会&二胡の会、シンガポールの大学(NUS)にある琴サークル「KotoKottoN」も参加し、前内社長の思いに応えようと立ち上がる人の輪が拡がっていきました。

第二回目はシンガポールで活躍する和太鼓集団の天鼓の皆様、陸前高田市からはスペシャルゲスト「氷上共鳴会 氷上太鼓」の皆様がお越し下さり、思いのこもった素晴らしい演奏を披露してくださいました。

またコンサートの後の二次会では、氷上太鼓の鈴木会長が涙ながらに陸前高田で何が起こったのかをお話頂きました。その壮絶なお話は参加した私たち在星日本人だけでなく、シンガポールに住む現地ローカルの方々の胸を打つお話でした。

 

そして、今年7月に開催された第三回目は、なんとシンガポールではなく、陸前高田市の「シンガポールホール」で開催・・・。

NUS 琴サークルKotoKottoNからは在校生・卒業生も応援に駆けつけ、そのほか多くの在シンガポールの出演者が「自費ででも参加したい」と申し出るほどの熱量に。結果的に、総勢20名弱の方々が陸前高田市に集まりました。

  • 陸前高田・東北への想いを込めて演奏する「KotoKottoN」
  • シンガポールへの感謝を伝えるように演奏する「氷上共鳴会 氷上太鼓」
  • 陸前高田市で900年続く「けんか七夕」のお囃子として活動する「けんか七夕太鼓保存会」
  • 第一回から継続的に参加いただいている尺八奏者の「川村葵山」さん
  • 和楽器演奏グループ 「互(たがい)」

私財を投入するほどの想いを持ち、地域に根差して活動される前内社長や、その思いに応えるように動く陸前高田市、コンサート出演者、スタッフのみなさん…。

みなさんの演奏を見ながら、過去2年間の交流の日々を思い返して、ひとり胸にグッとくるものを感じていました。

先にもお話しましたが、『ピーカンプロジェクト』は、前内社長が経営する株式会社サロンドロワイヤルと、陸前高田市、東京大学の3者が、産官学で協働で動かれています。

ピーカンナッツの国内での生産と販路拡大によって、震災で被害を受けた陸前高田市の農業再生と地方創生を目指す取り組みです。

 

『絆コンサート』を含め、どこまでも地域に寄り添う気持ちを大切に活動されている前内社長のお志には、いつもお会いするたびに敬服します。

また、今回の『絆コンサート』に関しても、前内社長おひとりの決断と実行が、こんなにも多くの人々を動かしていくんだということを拝見して、その過程から多くを学ばせて頂きました。

 

このような志ある方々の活躍を、これからも影ながらサポートし、陸前高田市の市民とシンガポールの方々、そして他の地域においても、より多くの方々が互いに触れあえるきっかけをつくっていきたいと思います。

改めて、前内社長、陸前高田の皆様、諸関係者の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。