商談数180件以上!シンガポール国内外で販路開拓を成功させた「JETRO Sample Show Room 2021」

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その後、実際に以下のような成果に結びついた事例が多々ありました。

  • レストランメニューに採用された
  • シンガポールだけではなく、インドネシアにも卸すことが決まった
  • シンガポール国内での販売が決まった
  • 商品の発注があった

このような規模で、加工品だけでなく生鮮品も扱った商談会は、JETROとしての初の試みでした。

今回は本取り組みの詳細について、具体的にご紹介します。

JETRO(日本貿易振興機構)が主催となり、シンガポールのPan Pacific Hotel内にあるJTB loungeにて約半年間、「JETRO Sample Show Room 2021」が開催されました。

今後の長期的な販路開拓の機会を創出することを目的に実施され、シンガポールのバイヤーと180件以上の商談を実施しました。

オンライン・オフラインでの商談会・テイスティングセミナーの開催

会場は、市街地にあるPan Pacific HotelのJTB loungeの一角。

シンガポールで食品を扱うバイヤーを対象に、日本産食品のサンプルを会場に陳列し、資料の閲覧や試食ができる場を提供しました。

【出典】JETRO Online Business Matching and Exhibition of Japanese Food ProductsのFacebook

全商品にQRコードがついており、来場したバイヤーは手軽に情報を入手することができました。

資料をみて実際にサンプルを試した現地バイヤーが、オンライン商談会を介さず、直接メーカーに連絡をして商談が成立した事例も数件ありました。

オンライン商談会で成果を生む工夫

バイヤーが関心を示した商品があった場合は、随時日本側の生産者・販売者とのオンライン商談を調整しました。

また、常にバイヤーの関心を喚起できるように、展示するサンプルの品目を一定期間ごとに変更しました。

  1. 加工食品(10月末から約1ヶ月半)
  2. 飲料・アルコール(12月上旬から約2ヶ月)
  3. 青果・水産物(1月末から約1ヶ月)※常温・冷凍・冷蔵

商談の時間の使い方を事前に考えていたり、事前の準備が的確だった出品者の商談は、コミュニケーションが円滑で現地のバイヤーから高評価を得ていました。

たとえば、値段や商品のポイントなどに関する資料を、事前に用意していた出品者は、バイヤーからの質問にすぐ答えられて取引に結びつきました。

オンライン商談会で成果を生むためには事前準備が非常に重要です。

以下のブログでは詳しくオンライン商談会で成果を生むための事前準備について解説しているので、よろしければ参考にしてみてください。

オンライン商談会の落とし穴!なぜ多くの企業が成約につながらないのか

弊社でのご支援内容と事後調査の結果

弊社でご支援させていただいた取り組みは以下の通りです。

  • パートナーとの連携
  • 企画の広報・告知
  • 商談の進捗管理
  • ショールーム運営(半年間)
  • 商品管理
  • 物流支援(約180社)

本プロジェクトの開催中に、商品がレストランのメニューに採用されたり、シンガポール以外の国への展開が決まるなど、商談が進んだ案件が複数ありました。

実施後に行われた事後調査では、出品者のおよそ80%が満足したとご回答いただきました。

一方で、サンプルを送っただけでは商談に結びつく事例が少なく、改めてオンライン商談会だけで終わらせるのではなく、現地での手厚いフォローが商談成立には不可欠だということも感じました。

さいごに

シンガポールの食品輸入業者は、実際に商品サンプ ルを見て売買を決定したいと考えています。

渡航制限が解除になりつつある一方で、それでも思うように日本への渡航ができていない方も多くいらっしゃいます。

特に、地理的にさまざまな場所の食品を実際に目で見て判断したいと考えた際には、東京などで開催されている催事に赴くことになります。

本プロジェクトは、そのような催事をシンガポールでやったというような取り組みです。

今回の取り組みを踏まえて、今後もさらに日本産の食品の魅力が海外に伝わり、アジア市場に広まることを心より願っています。